【西東京 塾】助動詞を知らない高校生②

query_builder 2022/03/28
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クミコ先生近影修正3

 前回の①で「最近の『英文はなんとなく読めればいい』という風潮によって生まれた英文法の軽視により、中学校で『助動詞』という言葉を教わらない生徒さんがいる」という話をしました。今回はそれが高校での英語学習や大学受験に与える影響について述べてみたいと思います。

 私たちは中学校の時に「can」や「wil」を教わり、これらは「動詞」の前におかれてその動詞に「~できる(可能)」「これから~する(未来)」という意味を付け加える「助動詞」だと教わりました。で、疑問文なら「can」や「will」を文の先頭に出す。否定文は「can」「will」の後ろに「not」を付けて「can not」「will not」とすると学びます。「助動詞」という名前を教わり、その働きを理解するから次に「may」「should」が出てきても「これらも助動詞だよ」と言われればその働きや意味を理解することができます。

 ところがこれらを「助動詞」と呼ぶと教わらないと、それぞれの疑問文や否定文を作るときにどうしていいかわからず、1つ1つ覚えなければいけなくなってしまいます。だから「助動詞」の数が多くなると対応できなくなってしまう。

 どうもこういうことが高校生の間に起こっているようなのです。しかし「助動詞」という「概念」を教わらずして英語ができるようになることはあり得ません。

 またこれと同様に「3単現(3人称単数現在)」「形容詞」「副詞」という言葉も使われなくなっているようです。とんでもないことです。これでは「概念」の放棄です。「形容詞」や「副詞」といった「品詞」というのは極めて大事な概念です。こうした「品詞」を教えなくて「to不定詞」の「形容詞的用法」や「副詞的用法」や「分詞」が理解できるはずはありません。

 「共通テストのリーディング問題の劣化」と「英検4技能化」によって起こった「英文はなんとなく読めればいい」という風潮のはらむ問題は極めて大きいと言えます。「なんとなく読めればいい」でクリアできた共通テストや英検2級の取得の先には国立大学の2次試験やGMARCHや早慶上智などの私立大学の大学入試の一般受験が待っているのです。それらの入試英語を「助動詞」や「形容詞」「副詞」などの「概念」を理解していない受験生がクリアできるはずがありません。

 こうなると中学や高校時代にどんな風に英語を教わったかによって受験生の間に埋めがたい差ができてしまうということになります。学校でしっかりと教えない場合は、そうしたことをしっかりと教える塾にお子さまを入れることが重要となります。特に中学時代にどんな塾に通っていたかが極めて重要です。「助動詞」や「品詞」を教えない塾では英検は取得できても大学入試に通用する英語の力は付かないということが起こりかねません。まさに「ホントに恐ろしい塾選び」と言えるでしょう。


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